【いつまでも若々しく見られたいあなたへ】『老けない食事と老ける食事』感想

若さは食事からつくられる!?

いつまでも若々しくいたいと思う人は多いかと思います。
同志社大学生命医科学部教授の米井嘉一氏の著書『早く老ける人、老けない人』という本を読んだので、今回は感想をかいてみようと思います。

この本で「老けるは病気」であると知り、だからこそ治療と予防ができると書いてありました。
この考え方は、目からウロコでした!

老ける食事とは

老化していく際に生体内で必ず起きる現象の一つが「糖化」とのことです。

身体の酸化は「体が錆びる」というイメージで、一方の糖化は「体が焦げる」イメージだそうです。
ホットケーキを焼いた時のように、牛乳や卵に砂糖をまぜて焼いたこんがり褐色になっている状態が糖化のイメージとのことです。食べる分には嬉しいけれど、それが体内で起きていると思うと少しゾッとしますね。

この「糖化」をいかに防ぐかが老化を予防するためのキーになってくるそうです。

急激に血糖値を上げない

老化につながる糖化を引き起こす原因の一つは「急激な血糖値の上昇」です。

食事をすれば血糖値は上がりますが、食品のGI値によってその上がり方が変わってきます。GIは「グライセミック・インデックス」の略で、食後の血糖値の上昇度を数値化したものです。
例えば、玄米よりも白米の方がGI値は高く血糖値は急激に上がります。
血糖値が上がると、それに伴いインスリンが大量に分泌され、身体のインスリン抵抗性が高まってしまいます。そういったことが巡り巡って糖化を推進することになるんだそうです。

まずはGI値を気にして、白米を玄米に変えてみる、じゃがいもよりさつまいもを買ってみるなど、食べる食材を変える工夫はすぐできそうなので、やってみようと思います!

糖化する食事、しない食事

何を食べるかという話をしましたが、「どう食べるか」も重要です。

例えば同じオレンジでも、ジュースにして一気に飲むより、皮を向いてゆっくりよく噛んで食べたほうが血糖値の上昇は抑えられるとのことです。
また食事の際に、GI値が高く血糖値が上がりやすい食品を食事の後半で食べるようにすると血糖値の上昇が抑えられて、糖化を抑えることができるそうです。

まとめ

本を読んで個人的におもしろかったなと思う部分を紹介しました!

・老化を抑えるには体の糖化を抑えることと連動すること
・糖化を抑える方法は日頃の生活習慣を少し変えることで得られるということ

簡単にできることもあるので、ぼく自身も若さのために、まずは試してみます!
もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ本を読んでみてくださいね。
毎日の食事の意識が変わること間違いなしですよ。

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